NPO法人 あそび環境Museum アフタフ・バーバン
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第53号『新作「ぐう・ちょっ・ぱっ!劇場」スタート出入り自由な物語の中で共に生き合う事』(北島尚志)

2005年1月21日22日立教女学院幼稚部天使園と西鎌倉幼稚園(2つとも恒例となった)にて上演されました。
毎年という事もあり、子どもも父母も、職員も楽しみにしてくださってるというのを強く感じたし、実際人もたくさん集まっていただきました。
今回、対象は3歳から6歳ですがやってみて1・2歳も小学低学年もよく見、参加していましたし、お父さんお母さんも楽しんで参加していたのも印象的でした。

プログラムはというと、ぐう・ちょっ・ぱっの遊び歌にこだわって、それを手がかりに、体を使ったり、想像力を使っての表現遊びで前半は遊びます。
後半は、あおむし君の冒険というお話を、紐や軍手を舞台美術にし、参加劇スタイルで、みんなとお話の世界を遊んでいこうというもの。
みどりの森で生まれたあおむし君は、色んな食べ物を食べて成長していきます。
しかし、くもに追われ、違う森へ落っこちてしまいます。
でもその森でもたくましく色んな食べ物を食べていくあおむし君でしたが、ついにおなかが痛くなって動けなくなってしまいます。
サーあおむしは自分の森に帰れるのでしょうか。そしてやがて蝶になって飛び立つ事ができるのでしょうか。

数年前にすこしやったこんな話を、昨年からバーバンの活動に参加している、沖縄と熊本出身の2人をあおむし君にし、ベテランの2人がサポートに回り、という具合に、若い2人があおむしと共に羽ばたいていけたらという気持ちも重ねながら作ってきました。


さて、この2日間は、私たちの想像を超えた公演となりました。
前半に体や想像力を使った表現遊びをするうちに、すっかり、体と心がほぐれていきます。
しかも、みなぐうとちょっとぱっとなのでとてもはっきりしてるブン表現が無駄がなくすっきりするのです。
パーとパーでうさぎ。
ぐーでうさぎのうんこ。
同じパーとグーでも真珠の貝だったり、ハンバーグであったり、サンドイッチであり、おすしにもなるのです。
みかたをかえ、かたちをくふうしちがったものにつくりかえていくたのしさを、みんなで共有していくのです。
そんな雰囲気の中、お話に入っていきます。
子どもたちは、あおむしと一体となり、時にはいっしょ進み。と思ったら自らが、花になり、木の実になり、果物になり、大きなりんごやぶどう、だんごになったり。
でも大人たちのフライドポテトのやまがでると、みんなはあおむしに戻り、食べつくしてしまうのです。
物語の主人公にもなるし、物語を進める役としても登場していくのです。
子どもたちのアイデアに大人たちも呼応して、あおむしのトイレをつっくったお父さん。
病院の先生や、かんごしになり注射をしてくれたおとなも。
自分のお父さんだけど物語を進める人になってる事を喜び、手を振り、自分はまたあおむしになったり、あおむしが寝たら、何もいわずに会場中の子どもがみんな寝てしまったりと心躍る表現が次から次へと展開します。
現実の場所と、物語の場所を自分の中で行ったり来たりしながらたのしんでいくのです。
自らが選んで、参加し、出てきた表現を分かち合っていくとき、子どもも大人も関係なく、心地よい雰囲気になり、終わったときもなんともいえない暖かさに包まれました

参加劇はこうでなくっちゃと思います。

この作品がこれからどう成長していくか楽しみです。ぜひ出会ってくださいね。

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