NPO法人 あそび環境Museum アフタフ・バーバン
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2005年2月26日(土)

第57号『あそび合う面白さ』(須貝京子)

3ヶ月に1回、小学生から青年までのハンディを持つ人たちと、お母さん、兄弟、スタッフ総勢25人前後のあそびの会に行っています。

2月18日は「力もちのお餅つき」で2時間あそびました。幼児親子とは、何十回もしているプロラムですが、小学生以上とは初めてでした。

新聞紙をもち米に見立て、シャカシャカと研ぎます。和室の中央にもち米(新聞紙)の山が、うずたかくでき上がります。そのもち米を、45リットルの白いビニール袋にギュウギュウ詰めて、新聞紙を丸めた杵で搗きます。
さすが小学生以上、だんだんに<搗き手>と<返し手>の息も合い、そのリズムを楽しんでいます。いつもなら、そこで次の工程にいくのですが、お茶目な青年のAさんは、お餅を搗きながら、<返し手>の頭も、ちょんと搗くのです。そこで、次に私が、<搗き手>になりAさんの頭をちょんと搗くと、なんとAさんは、お餅を頭の上に乗せて、自分の頭をガード。そのガード餅が、次には左右2個になり、終いには、<搗き手>とお餅が逃げていくので、<待て待て餅つき>になりました。こんな餅つきは、初めてでした。こんなふうにもあそべるんだ!驚きでした。

個々の餅つきで、だいぶ柔らかくなつたお餅達を集めて、今度は白い大きな臼(布)に乗せ、臼の端をみんなで持って、上下に力いっぱい振りながらの<餅つき>です。

空中にお餅が乱舞する様は豪快、爽快です。風圧がかかるので、汗だくになります。いつもなら、ここで終わるのですが、今度は5年生のB君が、「みんなで、まんなかに、あつまったり、はなれたりしよう」と提案。

やってみたら、真中にみんなの顔と、お餅が集まると、何だか嬉しい。離れる動きは、お餅がびゅーんとのびるようでこれまた楽しい。「これおもしろいね」「こんな搗き方もあるんだ」面白さが、みんなに広がっていきました。我ながらいいアイディア!B君はにっこり。

「こんどは、ぐるぐるまわってみよう!」「つぎは、はんたいまわり!」目も回る。お餅も回る。みんな本物のお餅を搗いたような、心地よい疲れです。

ひっくり返して、布の端を結べば、あっと言う間に、大きな大きな鏡餅のできあがり。

仕上げに、からだごと、お餅に体当たりの<お餅ダイビング>をして、最後に「ここはあんこ」「こっちはきなこ」「なっとうもちも」イメージのなかでは、いろんな味のお餅が味わえました。

相手の提案を受け入れながら、あそび合う楽しさ、広がりを実感したひと時でした。この実感がたまりません。大変なこと、しんどいこともあるけれど、いい仕事だな!と思います。

リクエストにお答えして、新年度も定期的に、でかけることになりました。楽しみです。

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