NPO法人 あそび環境Museum アフタフ・バーバン
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2005年5月24日(火)

第68号『モノを生み出す面白さ』(山内たいら)

2005年度に入り4月5月と一回ずつ、黒マント団のメンバーが集まって新しい忍者の導入を稽古しています。
稽古とはいっても台本があるわけではなく、その場でどんな動きができるのか?自分たちで話して動いて形作っていく作業です。

いま現在数多く公演させていただいている「忍者まちを走る」の導入もいろんな変遷を経て今に至ります。
我々アフタフ・バーバンの理事長である北島が児童館職員のときに始めた形から、少しずつ少しずつ変化をしていき、その時その時のメンバーの思いや時代なども反映されていたかも知れません。
ここまで関わった人数でいくと楽に100人を超える人達が創り上げてきた今の「黒マント団」。
ある意味、もうやりつくした感すらある、熟成された形となっている導入劇。

しかし、ここ2・3年で関わり始めたメンバーにとっては・・・。
既にある形に自分が入った。
確かにやっているけれど、自分たちで考え出したモノではない。
それが当たり前かのような感じで子どもたちの前に立っている。
新鮮味に欠ける自分がいる。
・・・。

そしてそんな中、3月下旬にとても刺激的な場面に遭遇しました。
九州は熊本でバーバンの活動に賛同し、自分たちでも実践をしていきたいと集まった「遊便局」のメンバーが、まさに自分たちで創った動きを見せてくれたのです。
メンバー全員が20代という若い彼らの動きは切れ味鋭く、僕らの模倣ではまったくない、引き付ける力を持ったものでした。
一緒に関わった北島に話を聞くと「この1分のために昨日は7時間費やした」とのこと。
それだけのエネルギーがズンズン伝わってくる1分間でした。

そして4月。
「新たな導入を創ろう」と集まったメンバー。
音楽から来る印象。
集まったメンバーのキャラクター。
自分が「こんなことをしてみたい」という欲求。
動いているうちに発見することもたくさんあった。
たいてい、このように新しいものを生み出すという作業をしていると苦しくなる時間帯があったりするけれど、この日はそんな時間はほとんど感じないくらい、エネルギーに満ち溢れていた。
この日、6パターンの動きができた。
男だけ4人、女だけ5人という構成でも創ってみた。
むかえた5月。
導入の中身も考えた。


もちろん、ずべてが即使えるものではない。
でも、なんともいえない充実感と達成感と連帯感を感じた時間。
誰が遠慮するわけでもなく意見をぶつけ合い、違うものを一つの形にしていく作業。
他のチームの動きを見て、また刺激を受ける。
改めて素敵な時間と素敵な仲間だと感じられる2日間でした。

こんなことを書いていくと、「いったいどんな凄いことをやっているのだろう?」と期待する方も多いかもしれませんね。
その期待に応えられるように、もう少し煮詰めていく作業は続きます。
黒マント団の新導入、お披露目予定は7月下旬!
果たしてどんなモノができるのか?
黒マント団はまだまだ進化し続けます!

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