NPO法人 あそび環境Museum アフタフ・バーバン
アフタフ・バーバンとは? プログラム スタッフ紹介 お知らせ スケジュール 出版物/音楽 バーバンNOW 部ログ 掲示板
バックナンバー
2008年
2007年
2006年
2005年
2004年
2005年7月24日(日)

第75号『児童館巡回公演スタート!』(山内たいら)

春は比較的東京近郊での仕事が多かった黒マント団ですが、先週から佐世保→東京→姫路→東京→福岡→東京と1泊2日の旅を繰り返してます。
いよいよ地方のシーズンが本格的にスタートした、という感じですね。
その中で、福岡での公演は今年度の児童劇巡回事業の第1回公演でした。

黒マント団公演は毎回事前に現地に行き下見・打合せをして、主催者の方と話や現地の空間的条件、参加人数、当日の天気など、様々な要素を考慮に入れて当日のプログラムを決めていきます。
普段は「まちをあそぶ」と銘打っている通り、日常暮らしているまちを忍者として違った角度からあそんでみよう!普段見えてるものが違うものに見えたり、見えないものが見えてきたり、聞こえない音が聞こえてきたり・・・といったことを目指してその場に合ったプログラムを構成していくわけです。
基本的にこのスタンスに大きな変化はないのですが、この「児童館巡回公演」に関しては「まち」という部分が「児童館」というものに重きを置くことになっていきます。
子どもたち、大人たち、そして職員の皆さんが普段何気なく過ごしている児童館という場所を忍者として修行の場ととらえたときにどう感じるのか?
ここが大きなテーマです。

今回の福岡市中央児童会館での忍者は気温(最高気温は34℃でした)、天神という九州最大のまちのど真ん中にあるという立地条件、参加人数80人という人数から、全プログラム児童館の中で行いました。
全体での導入のあとに1年生の「天」道場、2年生の「地」道場、3年生以上の「火」道場と三つの道場に分かれての修行になったわけですが、児童館の3階4階部分を存分に使っての修行となりました。
この日「忍者修行」に参加していない一般来館の子もいる中で繰り広げられた様々な修行は、時にはその参加していない子も巻き込みながら縦横無尽に児童館中を走り回って、最後の「変身の術」の時には多くの保護者の皆さんに囲まれながらの大団円!
巻き物を手にした子どもたちの表情はとても開いていて、いつまでも修行は続きそうな雰囲気でした。


この日、参加した子の半数近くは初めて児童会館に来館した子でした。
大人スタッフの中にも初めてきた、というボランティアの方もいました。
そんな子どもと大人がグループを作り、一緒に考え、行動し、修行を重ねていく中で、いつの間にか「仲間」としてお互いを感じている。
もちろん集まった瞬間はぎこちない空気もあって当たり前。
でもこの「いつの間にか」という不思議さを演出してくれるのが「あそび」の力だと、この日改めて感じました。
これは姫路の500人での忍者のときも、都内での8人でのあそびのときも、終わったあとのお互いの距離感が確実に縮まっていることを感じられます。
人と人との距離感が取りづらくなっている、そのことが様々な出来事の原因となることの多いと感じている今日この頃。
それぞれの活動を支える大人の皆さんとの交流を通じて、自分たちの活動の意味の深さ、大きさを肌で感じ、火曜日からの宮崎県内5ヶ所での児童館巡回公演をはじめ今後の一つ一つの取組に対して身が引き締まる思いのした1週間でした。

一覧へ戻る ページトップへ
| このサイトについて | サイトマップ | お問い合わせ |
Copyright (c) Afutafu-barban All Rights Reserved.