NPO法人 あそび環境Museum アフタフ・バーバン
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2005年11月15日(火)

第88号『創り合う導入劇』(山内たいら)

10月からここまで、金沢・神戸・明石・福島・鹿児島・長崎・東京・神戸・和歌山・熊本・佐世保と全国各地で忍者・スパイとなってまちあそびをしてきました。
普段はアフタフ・バーバンメンバーが5〜6人行き、そのメンバーで導入劇をやり、いよいよ子どもたちとまちへ飛び出していく、という流れが多いのですが、ここのところそうではない形が続きました。
アフタフ・バーバンメンバーが1〜3人行き、現地の大人の皆さんと一緒に導入を創って子どもたちとの本番でも一緒に出演する、という形です。

いままでも地域によって、また実施回数によってこの形でやっていたこともあったのですが、上記11ヶ所のうち7ヶ所が一緒にやるという、かなりの頻度であったわけです。
以前にこの「アフタフ・バーバンNOW」に僕が書かせていただいたとおり、最初から最後まで全て創るというのはものすごい時間とエネルギーが必要となりますし、アフタフ・バーバンメンバーと同じことを各地の皆さんに要求するのも意味合い的に違う。
一緒に作るうえでは限られた時間の中でいかにその場に集まった皆さんが自分の表現に向かえるか、お互いにアイデアを出し合いながらどう形にしていくのか、が求められます。
当然、メンバーが変われば中身も変わっていくので毎回まるで違ったモノが出来上がります。


金沢では役者中心のグループ「テンシーズ」のみんなとの初めてのコラボ!身体の切れ味に刺激を受けました!

神戸の楽しみ隊ともここまで長い時間一緒に忍者をやりながらも、導入を一緒にというのはこのときが初めて。200人近い参加者の前で堂々と動き合いました。

明石のメンバーは高校生・青年たち。予定外の導入参加というこちらからの投げかけに戸惑いながらも楽しい時間でした。

鹿児島は主婦中心。そこに当日お父さん&青年の男性チームも加わって、笑いあり、迫力ありの導入でした。

長崎もここまで関わってきた青年たちとのコラボ。時間の無い中でお互いにアイデアを出し合い、手裏剣登場で拍手もいただきました。

神戸・水道筋では大学生から主婦まで、幅広い年齢、いろんな個性が見事に表現されました。

和歌山は本当に時間の無い中、青年たちが自分がやりたい動きに向けてギリギリまで意見を出し合い、迫力も感じる登場でした。


この導入の時間は

(1)参加する子どもたちに今日の「忍者」のイメージを伝える

(2)こんな忍者なら僕にもできそうだ、という安心感を伝える

(3)だんだんと「その気」になれるようにテンポもよく

ということを大事にしています。

全ての取組でメンバー・中身は全く違えども、見事にこの要素を備えた導入が繰り広げられました。
もちろん何が起こったのか分からなくて子どもたちがキョト〜ンとしたり、どういうリアクションをとっていいのか迷わせる動きがあったりもします。
でも、そんな全ての時間が積み重なって面白さにつながっていく。
間違ってもいい、やり直してもいい、うまくいったときは素直に喜ぶ!
こんな大人の姿を見ながら安心感を得て、一緒にやってみたい、とその気になっていく子どもたち。
我々アフタフ・バーバンメンバーだけのときとは違う、地域に暮らす人間同士の交流が生み出す空気をたっぷりと感じました。


これからはこういう形での取組が増えていきそうな予感があります。
13日(日)・14日(月)も長崎にて今月27日(日)の忍者に向けてワークショップをしてきました。
たった4分の流れを作るために費やした4時間…。
本番がとても待ち遠しくなるモノが創りあえました。

まだ導入に登場したことのないあなたも、いつの日かこの仲間の入る日に向けて修行してみてはいかがでしょうか?
年齢・体重・性別・キャラは問いません。
皆さんのあそび心が集まって、子どもたちのあそび心の扉を開きます。


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