今月21日(土)・22日(日)・23日(月)と神戸・大阪で忍者でした。
21日(土)は小学1〜6年生。22日(日)は小学1〜4年生。23日(月)は幼児4・5歳。
空間も屋外・学校の多目的室と体育館・幼稚園の園舎内といろいろ。
日曜日と月曜日は午前・午後と2stだったので、三日間で5st。
その全ての取り組みで行ったのが「隠れ身の術」でした。
探す忍者が眼をつぶりながら数えているうちに見つからないように姿を隠す。
この日本古来から伝わる単純なあそび。
しかし、4歳の幼稚園児も、6年生の男の子も、さらに言えば一緒に修行した大人までもが、このあそびに夢中になります。
「とにかく遠くに隠れれば大丈夫だよ。」
「でも意外と近くのほうが見つからないかも…」
「みんながバラバラの場所に隠れよう」
「(終わりの合図が聞こえたら『10』のうちに集まらなきゃいけないから)あの紫忍者を尾行しよう」
「絶対に声出しちゃダメだよ」
「こんなに暗いと怖いから手をつないでて」
探す時間の前には様々な作戦会議が繰り広げられます。
その一言一言が、それぞれの面白さに向かう大切なやりとりです。
そして、いよいよ探す忍者(=今回は全て僕でした)が探しに行きます。
息を潜め、忍者の動きを探る。
どうやらまだ近くには来てないらしい。
「まだ大丈夫だね」
「シッー!しゃべったら見つかっちゃうよ。あっ、こっちに来る!」
眼をつぶり、息を止め、身動き一つせずに忍者を待つ。
「このあたりに気配がするが・・・。しかし姿は無いな。向こうを探すとするか。」
「ハーッ…。良かった…。」
こんなやりとりがあちこちで繰り広げられる。
中にはわざと声を出してオニ忍者を挑発する忍者も。(不思議と男の子に多い)
見つかりたくはないけど、かと言ってオニが自分の近くに全然来ないのもつまらない。
この微妙な距離感。
探す側としてもとても難しい動きになる。
そして「終了〜!」と合図を出すと、満面の笑みを浮かべながら集まってくる忍者たち。
こちらから「どこに隠れていたんだ?」なんて聞かなくても
「オレねぇ、ピアノの後ろに隠れてたんだよ。」
「あのカーテンの後ろにいたの分からんかった?」
と、口々に報告に来る。
おそらく普段は入ってはいけないステージの下に隠れて、ホコリまみれな忍者の姿も。
みんなが大きな達成感を持って仲間同士も喜び合っています。
この三日間はそれぞれ子どもたちが日常のあそび場としてよく知っている空間で修行をしたこともあり、子ども忍者たちは「あの場所なら見つからない」「あそこに隠れてみたい」という想いが強かったようです。
そんな自分が選んだ場所で隠れきった今回の忍者たちにとって、それぞれの場所はきっと特別な場所になったと思います。
息を潜め、気配も消し、忍者から隠れきった場所。
何年かたったあと、その場所に行ったときにきっと思い出す今回の修行のこと。
そんな場所、そんな空間、そしてそんな仲間とのつながりを作っていきたい。
その「仲間」に僕も加わりたいんです。
「また一緒に修行しようね」
決して社交辞令ではないですよ。
お互いに日々修行を積んで・・・。
|