NPO法人 あそび環境Museum アフタフ・バーバン
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2006年7月18日(火)

第107号『みんなで忍者〜夏の陣〜』(須貝京子)

7月9日、みんなの思いが、雨雲の力をねじ伏せ、無事、忍者修行を終えることができました。

集まったのは、幼児40人、小学生41人、大人37人、バーバンスタッフ17人で、総勢135人!欠席の方も、風邪で、用事ができてと、丁寧に連絡を下さり、こちらが恐縮してしまう程でした。
定員を超えた為、やむなくお断りした方も、数十人いました。
たくさんの子ども、大人達が、本当に楽しみにしてくれていたのだと、胸が熱くなりました。

2−4才親子<天道場>、5、6才親子<地道場>、1、2年<火道場>、3,4年<風道場>に分かれ、隠れ身、暗号解読修行を行いました。
私は、天と地道場を担当しました。いつの間にか姿を消した小学生達を、探す修行にでた幼児チームの手がかりは、何故だか、もぐらが顔を出した土の山!
「もぐらのやまがあるから、だいじょうぶ」
大人は何が大丈夫なの?と、首を傾げながら、でもきっぱり言い切る5,6才児達が面白くて、後を追います。
その後から、3、4才児はお母さんに手をひかれ、2才児は、バギーに乗ったり、抱っこされながら続きます。
疲れて今にも眠ってしまいそうです。
のんびり、ほんわかとした空気が流れています。

もぐらの山を見つける度に、喜んで一本道を進んでいくと、向こうの林の影から、小学生達の声と姿が見え隠れしています。
「ほら、いたよ」
嬉しい気持ちを抑え、幼くても忍者です。
気づかれないように、そっと近づいて、無事に探す修行を終えました。
合流して、最後は子ども対大人の旗取りチヤンバラ修行です。
子ども達の疲れを知らない素早い動きに、子どもチームが3連勝しました。
必死で走り合う固まりの横で、疲れて休憩している小さい子たちが、葉っぱの山を作って笑っています。
林の中で、幼児、小学生、大人の、一人一人が、心とからだで、自分で自分の居心地のいい場所をみつけて、そこにいる。
自分で、面白さを見つけて、選んでそこにいる。
そんな、みんなが醸し出す優しい、暖かい空気に包まれていました。

・毎日、<みんなでにんじゃ>があるといいな。

・もうちょっと、あぶないことがしたい。

・雪の日、雪がっせんがしたい。

・明るい笑顔を、たくさんありがとう。

・帰りの自転車の上で、どんどん雨が降ってくる中、息子はみなさんが、「ぬれているだろうな。だいじょうぶかな。」と、しきりに言っていました。なんて優しい奴と思ったら、寝る前にも「まだ、かたづけてるかな」ときたので、さすがに「お前は・・・」と、絶句してしまいました。

・参加したお友達のお母さん方から、みなさんのそれぞれのコンビ、タイミング、突っ込みが非常に楽しかったと言われました。本当にチームワークが素晴らしかった。おもしろかった。


こんな嬉しい感想をいただきました。
そして、準備、片付けの時に、たくさんの方があちこちで手を貸してくれました。
始めから終わりまで、まさに、<みんなでにんじゃ>の1日でした。

まちはこわいぞ。人を信じるな。
悲しい事件が後を絶たない昨今、そうした空気が生まれてしまうのは仕方ないことかもしれません。
でも、いや、だからこそ、私たちは、敢えて、まちに出て、たくさんの人に出会って、ああでもない、こうでもないと言いながら、世の中は、辛く、悲しいことばかりじゃない。
楽しいこと、面白いことはいっぱいあるんだと、胸を張って、子どもと大人で遊び合っていきたいと思います。
そのことが、未来を切り拓く力になると信じているから・・・。

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