NPO法人 あそび環境Museum アフタフ・バーバン
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第113号『広がれあそび心!拡大講座in熊本〜関わることは面白い〜』(山内たいら)

先週の9月16日(土)・17日(日)の2日間、熊本市で『広がれあそび心!拡大講座in熊本』が開催されました。2日間で130人を越える方々の参加があり、地域も東京・神戸・福岡・長崎、そして地元熊本の県内各所から。世代も20代から50代まで、バーバンの活動をよ〜く知っている人もいれば、かなり強引に誘われて何をするのか全く分からないでいる人も多く、まさに雑多なメンバーが会場に集まりました。

この拡大講座は一昨年の神戸での全国集会、そして昨年9月の水戸での拡大講座に参加した熊本のメンバーが中心となり、ぜひ熊本でも拡大講座を開催したい、ということで実行委員会を立ち上げ、我々アフタフ・バーバンとの共催という形で実現しました。

余談ですが…この文章を書くにあたり、昨年の水戸でのことを誰かが書いているかなあ…と見返してみたら、なんとそのときの文章も僕が書いていました。たまたまの順番とはいえ、こういうタイミングで回ってくるとは。ありがたい限りです。

さて皆さんもご存知の通り、2日目の17日(日)は九州地方に台風13号が猛威を振るい、九州各地で大きな被害が出ました。熊本市内は思っていたほどの雨はなくプログラムは予定通り進行できたのですが、台風の影響で早めに帰宅しなければいけない方々や、終了後その日のうちには帰れず翌日に帰宅した方も…。そんな皆様、大変残念&大変お疲れ様でした。

「関わることは面白い」をテーマに1日目の午前・午後、そして2日目の午前と様々な角度から迫りました。時には全員で。時には4つの部屋に分かれて。時には二人チームで。

そして2日目の午後、最後に世代ごとに5人のチームになって、昨年の水戸同様「関わることは〜」という言葉を出してもらいました。

・引き出し

・新しい

・関わることはあなたがいるから面白い

・枝、広がる

・希望

・サイコロであり、料理である

・簡単じゃない!だからオモシロイ。

・拍手

・今の自分から一歩ずつふみだすこと

・関わることは予想外の発見と想像以上の広がりがあるから面白い!

・卵

・三つの輪の重なったところ(図形で描かれていました)

・まざりあう

・見つかる・動く・はじまる

・感嘆詞

・必要なムダがあるからこそ面白い

・活きる

・人間関係で悩むのに人間関係で癒される。一人は楽だけど楽じゃない。だから私たちは関わることを繰り返します!

・わずらわしさと心地よさのシーソー!!

・自分との出会い

・ほどほど

・呼吸

・肥える

10代から50代まで、出てきた言葉を順番に並べてみました。どこが世代の分かれ目か、分かりますか?それぞれの「いま」が見事に表現されている、といった印象です。中には解説をうけないとわからない言葉もありますが、かなりの時間をかけて生み出された言葉の数々。かなりの重みを感じます。

昨年の水戸の拡大講座のあとの「バーバンNOW」に僕はこう書いていました。

『さて、ここからです。
この2日間で感じたものを、それぞれがどう持ち帰っていくのか?
自分の宝物として大事に大事にしまっておくのか?
それとも周りにいる、この日来ることのできなかった人に自分なりに伝えていこうとするのか?
この差はとても大きいと思います。
同質の人だけでなく、いろんな人がいた今回だからこそ、その広がりは大きいものとなる可能性を秘めています。
どうぞ伝えていただきたい!
そして自分も伝えていきたい!』

今回の熊本の実行委員会のメンバーはものの見事にこの思いに応えてくれました。

自分の日常身の回りにいる人たちに、自分の言葉で語りかけて参加を呼びかけました。

もちろん、声をかけた人全員が参加してくれたわけではありません。

講座終了後のバーバン&実行委員会のまとめ会の中で、このことの難しさを語ったメンバーもいました。

このことは我々アフタフ・バーバンスタッフにとっても大きな大きな課題です。

「来てくれれば分かるから」

「とにかく楽しいから」

表現すること、関わること、とお題目を並べてしまうと難しさばかりが先にたってしまい、どんどん距離が離れていく人もいる。

でも、いまの世の中、いまの社会状況だからこそ、待ったなしで必要な力なんだ、ということを一人で多くの人に伝えたいし、体験して欲しい!

実行委員の一人一人が、真摯にこのことに向かった半年間だったようです。

その時間はまさに「関わること」を大いに考え、そして実践の日々だったのでしょう。

実行委員会の中でも「関わること」にぶつかり、悩んだこともありました。

2日間だけでなく、この半年という時間「関わること」に正面からぶつかった彼らの姿はとても魅力的で、大きな刺激をもらいました。

今回、彼らが発信したエネルギーは自分たちの自己満足といった種類のものではなく、参加者一人一人に対してストレートに伝わってくるものだったように感じます。

世代を超え、地域を超え、今を生きる社会の構成員の一人としていま何が必要なのか?

彼らが実践し、結果130人を超える人が集ったあの二日間を受け、次にまたお互いに顔を合わせるとき、胸を張って笑顔で出会えるように一日一日を積み重ねていく決意を、改めて心に刻みました。

来年は神戸で全国集会が開催されます。(2007年9月15日〜17日。詳細は後日)

今から日程空けておいてくださいね。

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