NPO法人 あそび環境Museum アフタフ・バーバン
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2006年12月6日(水)

第117号『繋がっていく 広がっていく 深まっていく』(北島尚志)

私たちアフタフ・バーバンの活動において
1:見えないものに思いを巡らし、思いを馳せる想像力
2:伝えたいことを伝えたい人に伝わるための工夫をする力
3:見えてるものにイメージをかぶせてつくり変えていく創造力

これらを一人一人が気づき、発揮し、磨いていけるプログラムの実践と、これらの活動を理解し、共感し、日常の活動に生かしていこうとする、あそび心響き合う大人たちの輪を広げていくこと。
このことが貫かれていかなくてはならない。

様々な事件が起こるたび、子どもたちの声や大人の関わりを見るにつけ、このことの意味は大きいと感じている。
そしてこの数年、自分たちの地域の中でまちを舞台にしたこうした活動を本気で広げていこう!という人たちとの出会いが多くなってきた。
豊かなあそび環境づくりに向かって過去にとらわれず、未来におびえず、待った無しの現在と向き合い実践しようとする人たち。その人たちとともに、その確かな意味と具体的な方法論を探っての長い旅が今、はじまっている。
全国各地(13ヶ所)であそび心の講座が開催されている。
11月末も長崎・青森と続いた。

長崎では3年目に入り、子どもたちを集めての実践が展開されている。
自分たちで考えた表現あそびのプログラムを子どもたちに提案し、子どもとともにどこまで面白さを広げていけるのか?あそび心響き合うやりとりが問われていく。

例えば・・・
気づかれないように後を追い、情報を得るあそびも、全ての情報が手に入ったにも関わらず、まだその人をひたすら追い続けたり・・・。
商店街の中に住む動物たちを見つけるあそびも、見立ててみたり、言葉の中に見つけ、イメージをかぶせたり。
・・・と思いもかけない発想に驚いたり。
謎の手紙に書かれているヒントをもとにある場所を探すあそびでは、その場所に到達しているにもかかわらず、ヒントの違う言葉やしるしから新たな謎を見つけ、そこにこだわって遊びはじめたり・・・。
…とまさに右往左往約2時間。分からない未来に向かって一人一人が力を発揮していく。しかし、そこには紛れもなく自分たちで考え、工夫し、気づき、そこに思いを馳せ、思いを寄せ合い、つくり出してあそび合った実感があった。

大人たちにとってはまさに、おもしろがる力、提案する力が問われるという、ものすごい学びがたくさんあったのだ。

一方、青森・十和田は1年目。
今年の2月からだが、ワークショップやまちを遊ぶ、忍者修行を通して「一本、筋の通った楽しさ」や「ともに面白さを作り出した実感」が、初めの一歩を踏み出すエネルギーになっていると言う。
中・高生〜大人まで、様々な職業の人が集いあっている。
今回も「何故いま『子どもと大人のあそび合い』なのか!」をテーマに、このことの意味を深めていく、あるいは問い直していく話し合いを、世代を超え熱く語り合った。

だんだん、しかし確実に大人の顔つきが(中・高生も)変わっていく。

思う人たちが繋がっていく。

願いが少しずつ広がっていく。

そして、その意味合いが深まっていく。

具体的な実践を通して、具体的な協同を、さらに模索していきたい!!

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