NPO法人 あそび環境Museum アフタフ・バーバン
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2006年12月19日(火)

第118号『夢・・・・』(千葉知江子)

「見ることはできても、叶わないのが夢。大リーグで投げられると信じて、目標にしてやってきたので、今ここにいる」との松坂大輔の言葉。「僕は夢という言葉は好きでない」という前段の彼の言葉と共に、あらためて〈夢〉が、巷で語られている。
私は、これはこれで、松坂の心の強さを見て恐れ入ったのですが。
2006年最後のNOW!では、あらためて夢とはなんなのかなぁと・・・・

〈叶わない夢はない!〉と歌った人にも、あ〜そうだね!と思った。
〈夢を見ることを忘れてしまったら、生きていけない〉という言葉にもうなずいた。
〈夢は見るものでなく、追いかけるもの〉そうだよね・・・うん、そうだ、そうだ
〈夢とは、あ〜したい、こうしたい、そ〜なったらいいのになぁ〜と思うこと〉と、子どもたちに話したこともあった。
〈あれ食べたい、それ欲しい、これやってみたい、あそこに行きたい、おしゃれしたい・・・・たくさんたくさんした〜い!こと。こういうのって、意欲ともいうし、夢といっても良いかな〉と、高齢者の方たちと向き合ったときに、話した。

だけど、夢を持たなければいけない、夢を持て!と言われたって、どこを見て夢を語ればいいのか〜と、(子どもたちに)返されれば〜返す言葉もないなぁ。

今更、夢なんて・・・と、(高齢者の方に)さびしく微笑まれてしまうと、せつなくなる。

夢とはお金!と言われても、そうか、お金がなければ今日をどうやって生活できるかで、明日のことなんて無理だよね。

夢は、海外のリゾート地で家を買い、夫婦2人で、のんびり過ごし、日本と行ったり来たり・・・団塊の世代が、現実から逃げることを夢だと語る姿に、ぶっ飛ばしたくなる!!(私の世代だぁ!)

一人一人が語ることが、夢だと思う。
一人一人の自分のしたいことが詰まっているのが夢だと思う
一人一人が、笑顔を見せて語れることが夢だと思う
隣の人と違っていいのが夢だと思う
隣の人とは違うけれど、みんなが楽しくなれることも入っていることが夢だと思う
誰かの夢に付き合わされて、夢見ることはない
誰かの夢を強制されて、一緒に見ることはない
誰かの夢なのに、自分の夢だと思い込まされてしまう危険もあるよね

私の夢を私がしっかり持って、語ることが、あ〜難しい!

若い人が、明日も食べられるようにと、働くことで精一杯な中で、
我慢が生きながらえることと、悟らなければならない高齢者の方や、
〈今日の友は明日の敵〉を友達という定義にしてしまっている子どもたちに、
離れているのは辛いけど、入り込むのも怖いとオロオロした人間関係の中で、子育てしているお母さんと、
どこで何をどんな気持ちでしているのか、姿が見えないお父さんへ、
自分たちがつくってきた時代を、どうとらえなおしていいか分からないから、とりあえず、昔やった楽しいことへ回帰しようと〈おやじバンド〉なんて名前つけてしまっている私たちの世代のみんなへ・・・・・

私たちがアフタフ・バーバンがやろうとしていることがあります。
やらなければ、ならないことかなと、思うのです。

アフタフ・バーバンは、一人一人の、「あなたの夢」を引き出せるのだろうか

アフタフ・バーバンは、次から次へと過酷な状況をつくりだし、生きていくこと自体で精一杯で、夢どころじゃないよ〜という状態に追い込こんでいる力の正体を、見極めることができるのか

アフタフ・バーバンは、そこに向かって「人と関わることをあきらめないで、人と関わることを力にすることで、一人一人の自分らしさを発揮しよう」と、メッセージを送れるだろうか

アフタフ・バーバンはアフタフ・バーバンの思いを、行動することで伝えなければならないし、もっと伝わるために、もっと考えて動かなければならないのだろう


最後に・・・・・
高齢者ワークショップ〈いずみこんこんわーく〉をあちらこちらで、展開していますが、そこで見た高齢者の方に届けたい思いを言います。

テレビの前に座って(座らされ?)黙って見ていることは、仕方ないことですか
隣に人がいるのだから、おしゃべりをしてみませんか
自分のこと、もっとしゃべってみませんか
明日やりたいことや、春が来たら行きたいところ、まだまだ欲しいものはなに?・・・・

夢は、いくつになっても、誰でも見ていいものです。

でも、ちょっと億劫になっているのならば、私たちでよかったら、夢見ることにお付き合いさせていただきます。

私たちは、夢をたくさんみようとしているし、夢を追っかけている人間の集まりですから、どうぞ、遠慮なさらず、オーダーしてください。
皆さん一人一人にオーダーメードの夢が届けられたらと、思います。

夢とは、自分らしく生きていたいという思いから、生まれるものですから。

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