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新年明けましておめでとうございます。2008年が始まりました。去年は、1年を表す漢字が『偽』ということでした。相次ぐ食品偽装や年金記録不備問題、防衛省不祥事、親族間での殺人、自殺…などなど、日本がこの先どうなるのか、暮らしは大丈夫なんだろうか?そんな不安が社会に重くのしかかる1年でした。また、それとは反対に、ニュースの話題には上がらないけれども、一人ひとりの中に、関わりの中に、様々な温かい実感があったはずです。今年は、小さくささやかだけれどもそんなプラスの実感がより広がる一年になってほしいと願っています。
新聞や正月のテレビで、たくさんの環境問題を取り上げたものを目にしました。このままいくと、自然界のバランスは崩れ続け、バランスを元に保てなくなり、本当に地球は壊れてしまいます。
僕は、自然という言葉の意味を、自ずから(おのずから)然り(しかとあり)と捉えていて、つまり、自分がそのらしさを発揮できている事や状態であると思っています。花や木や草、動物などの自然は、それぞれのそのらしさを発揮して存在しています。そして、地球という村の中で、お互いに関わり合いながら、お互いに生かされ生かし恩恵を受け合いながら村の営みを続けていっているのです。ここで、大切なのは、ひとつひとつの自然がそのらしさを発揮しながら、つながり関わり合いながら生き合っているということです。
もちろん、人間も村に生きている自然の一部です。しかし、人間は、バランスの取れていた村の営みを乱し、他の自然を脅かし、同じ仲間の人間関係をも破壊しているのです。豊かさ(?)を目指し人間の自然(らしさ)が暴走し肥大し、単なるわがままになってしまっているのだと思います。その原因は、人間がつながりの中で生きていることやそのことの喜びや豊かさを忘れてしまったからではないでしょうか?顔の見えない関係ばかりが広がり、お互いの存在を感じ合えずに、ただ、自分の欲望のままにつきすすんでしまう…。もっと周りをゆっくりと見渡して、お互いの存在をしっかり感じつながることができたら、たくさん楽しさやおもしろさが広がり、人間が本来もっている“自然の豊かさ”を取り戻せるのではないでしょうか?その豊かさが取り戻せた時に世の中にあるいろいろな問題が解決する気がします。
正月にふるさとに帰り、親戚や友人と楽しい時間を過ごすことができて、つながりの中で生きていることやそのことの喜びや豊かさ、そんな大事な実感を自分の中にリフレッシュして取り戻せた気がします。
この実感を大切にしながら、今年一年、関わることのおもしろさをたくさんの人と共有していきたいと思います。今年の漢字は、いい字になるといいですね!!
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