NPO法人 あそび環境Museum アフタフ・バーバン
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2008年1月25日(金)

第140号『また、遊ぼ!』(須貝京子)

「頭がいい親の3歳からの子育て」〜子育てのコツがわかる本〜

「頭がいい親の上手な叱り方」〜たっぷり甘えさせてこそ「叱り」は生きる〜

「子供を伸ばす魔法の言葉」〜なぜ子供を産みましたか?が原点〜

「気絶するほどほめる子育て」〜このほめ方で生きる力を与えよう〜

「頭がいい親の13歳からの子育て」〜知っていますか?思春期は第二の誕生〜


同じ出版社からの本で、新聞の1/4を使っての広告です。目立ちます。大好評!大増刷!だそうです。


どんな人が手に取るのか?そして購入するのか?

頭がいい親ってどんな親?誰が決めるの?

魔法の言葉って?

気絶するほどほめる!?

凄いタイトルです。


今の時代、こうした本を参考にしている親御さんはけっこういると思います。

でも私達には、先人から受け継いできた<叱る・ほめる知恵>を持っているはずです。


頭ごなしに叱らない。叱るなら、まず、子どもの言い分を聞いてから等、わざわざ本を読んで、参考にしなくても、大人はここは、「叱らなくちゃ」と思って叱ってきたのだと思います。でも、<ここ>を判断するのに迷いや、ためらいがあります。<ここ>を教えて!

早く!と、すぐに答えを求めます。

〜のため「ほめる」のではなく、「ほめたい」から「ほめる」。思わず、いい子ねって抱きしめてほめてきたのでは、、、。

「叱る」「ほめる」という行為は、こころの内から湧き出る思いによって成り立つものだと思うのです。叱り過ぎたと反省したり、もっとほめてあげれば良かったと悔やんだり。相手を思いやる、そうしたこころの揺れが大事なのだと思います。だから、上手な叱り方、ほめ方などはないのではと思うのです。上手くいかなくていい。失敗しても大丈夫という価値観を大切にしたいものです。


12月、1月とお父さん達とのワークが続いています。

12月は、「遊びの力、再発見〜まずはお父さん出番です〜」と題した初の試みです。0〜3才までの父13人が集まりました。「昔を思い出して、子どもにも色々遊びをやってあげたい」「親子、おじいちゃんおばあちゃんに向けても一緒に参加したい」「妻が抜きという方が気兼ねなく遊べるのでよかった」「ママ友は結構、活発に様々な活動をしていると家内から聞いていますが、パパ友も難しいですが、できると良いなと思ってます」「他のお父さん方と楽しく、ある程度心を開いて過ごすことができました」はじめは、照れながらも、最後には、少年の顔に戻って夢中で折り紙宝探しをした2時間でした。


1月は、4年目になった男女平等推進センター主催の3回連続講座の2回目です。1才半〜3才の父子15組が月1回集まります。お母さんなしで、わが子を会場まで連れてくるだけで一仕事です。普段、一緒に過ごす時間が短いので、父子ペアでたくさんくっついてのほぐしの遊びで汗をかき、今回は「布あそび」です。色とりどりのハンカチ大の柔らかい布を遊びます。まずは、布を子どもの顔にかけて「いないいない、ばあ」で布をひっぱりご対面。この後は、それぞれの親子タイム。「次は〜しますよ」「〜してください」といった指示はありません。「いあないないばあ」をずっと続けてる1才のAちゃんとパパ。B君はひたすら布を集めています。まわりを見ながら「そういう遊びじゃないんだけどな」とぼやく父。でもよく見ていると2才のB君は違う色を集めていたのです。「そういうこと!」大人は思わず顔を見合わせます。その後ろでは、Cちゃんが丁寧に畳に布を並べています。2才のDちゃんは、結露したガラス戸を拭いてます。パパも並んで拭きます。3才のE君は小さな手に布を何枚も丸めて握り、上に放り投げます。空中にパッと花が咲いたようにきれい。E君の顔もパッと輝き得意顔。パパが布を頭に載せる。2才のF君ものせる。まねっこごっこの始まりです。そんなみんなを少し離れてGちゃんを抱っこしながら見ているパパ。部屋から出て行ってしまった2才H君を追う父。
わが子が何に興味を示し、面白がるのか?!自分は何を面白いと思うのか?わが子を見つめ、自分を見つめ、名も無い遊びがたくさん生まれたかけがえのない、豊かな時間です。
最後は、3チームに分かれて<集団いないいないばあ>。
みんなで大きな布をすっぽりかぶると、なんだかそれだけでワクワクします。ピンク布からは、桃太郎が。緑布からは、すいか。黄布からは、ぴよぴよの鳴き声と共にひよこが「ばあ!」っと飛び出し、2回目は、♪さくら、さくら〜の歌声に合わせ親子桜、親亀の上に小亀が乗った緑亀、寝そべったバナナが「ばあ!」と顔を出しました。


「新鮮です」「私には思いつかない遊びがあって面白いです」「他のお父さん達や講師の方の子どもに接する様子はとても参考になりました」「TVに頼らず、もっと遊んであげようと思う」とお父さん達。

どの遊びにも正解がある訳ではありません。上手くいかなかったり、つまらない時もあります。魔法のほめ言葉もありませんが、どの親子も最後には、いい笑顔でした

この笑顔に会いたくて、生きているのだなあと思います。

<また遊ぼ!>は、共に未来を生きることです。

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